ネトフリ“全裸監督”は序章にすぎなかった!? 借金50億円からの脱出『M 村西とおる 狂熱の日々』

 

 2019年の流行語大賞に“全裸監督”と“表現の不自由”は、なぜノミネートすらされなかったのだろうか。自粛、忖度がはびこり、“表現の不自由”な国となった日本において、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』は黒船級のインパクトを与えた(参照記事)。業界の常識にとらわれずに、裏本やAVの世界でのし上がっていく村西とおるのギラギラとした生き様が、山田孝之の熱演を介してパソコン画面から伝わってきた。

 村西がAV界で成功を収め、絶頂期を迎えたところで、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』全8話は終わりを迎えた。村西が率いたビデオメーカー「ダイヤモンド映像」は、年収100億円を稼ぎ出したという。だが、それだけでは、村西とおる伝説のごく一部分にしか触れていないことになる。バブル経済が弾け、「ダイヤモンド映像」は倒産。「空からスケベが降ってくる」をキャッチフレーズに、衛星放送事業に手を出した村西には多額の負債が残った。借金総額は50億円。年収100億円から借金50億円生活へ。ものすごい落差だ。

 バブル崩壊後、多くの人が借金に追われて失踪し、命を絶った。ドラマの原作となった『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)には、村西も闇金に手を出し、自殺を強要されたことが記されている。死の淵を何度も覗くことになった村西だが、それでも彼は今も生きている。ドキュメンタリー映画『M 村西とおる 狂熱の日々』には、そんな村西が借金まみれになりながらも懸命に再起をはかる姿が記録されている。

 本作のベースとなっているのは、あるVシネマのお蔵入り状態となっていたメイキング映像だ。1996年8月。借金50億円を抱え、どん底状態にあった村西は起死回生を狙って、北海道へと旅立つ。業界初となるDVDでの上映時間4時間をこえる超大作Vシネマをロケ撮影し、同時に35本のヘアヌードビデオを撮ろうとする。撮影期間は2週間。このときの様子を追ったメイキング映像は、ベータテープで120本にも及んだ。この未公開映像を編集し、2017年時の村西へのインタビューなどを新たに加えて、構成したものとなっている。

 村西は夏の北海道が大好きだった。北国の夏はとても短いが、そんなはかなさを村西は愛していた。また、北海道は村西が「北大神田書店」という裏本の販売網をつくって村西伝説の第一章を生み出した出発点でもある。思い入れの強い北海道での復活を、村西は考えていた。

 北海道の広々とした大草原を、40人近い全裸の女の子たちが列をつくって歩き、馬跳びをし、童謡を合唱する。異様な光景である。しかも、ヘアヌードビデオの撮影と同時に、超大作Vシネマも監督しなくてはならない。だが、脚本はまだ白紙状態。あまりにも無謀な強行軍だった。

 おそらく、絶頂期の村西だったら、こんな無茶なスケジュールでも乗り切ってみせただろう。才能とパワーみなぎる村西のもとには、知性と淫乱さのギャップが魅力だった黒木香、巨乳ブームを巻き起こした松坂季実子、メガネ美女の野坂なつみ、アイドル級のルックスを誇った桜樹ルイ……といった逸材が次々と集まった。だが、今回の北海道ロケのために掻き集められたヌードモデルたちは、どうもパッとしない。現場が寒々しいのは、北海道の気候のせいだけではなかった。

 撮影現場の雰囲気は最悪だった。全裸姿で草原を歩かせられていたモデルたちは、プロ意識が薄く、撮影スケジュールがグダグダなことに文句をつける。黒木香は「圧倒的な才能には屈服するしかありません」と村西のことを評したが、以前のような神通力は村西から失われている。Vシネマの脚本がまとらず、徹夜続きだった村西はブチ切れてしまう。撮影現場だけでなく、宿泊先のホテルにも気まずい空気が流れる。結局、村西の気に入らないモデルたちは退場を命じられる。そのことからスタッフ間にも亀裂が生じ、現場のテンションはますます下がっていく。まさに泥沼状態、負のスパイラルだった。

 ヘアヌードビデオの撮影がうまく進まず、Vシネマもトラブルが続出する。クランクイン直前になって、男優の配役が入れ替わり、メインキャストから外された男優は東京へ帰ると言い出す。撮影本番では女優の直前で止まるはずだった劇車のブレーキが効かず、女優を轢いてしまう大アクシデントに見舞われる。現場はもうトラブルの連続。それでも村西はカメラを回すことを諦めようとしない。

 ヌードモデルたちを引き連れた村西は、人里離れた渓流を登っていく。このシーンで流れるBGMは、ワーグナー作曲「ワルキューレの騎行」だ。村西が『地獄の黙示録』(79)のカーツ大佐(マーロン・ブランド)に思えてくる。どんなにボロボロの落ち目のAV監督でも、村西はこのヘアヌードビデオとVシネマの撮影現場を仕切る最高責任者であり、絶対的な権力を持つ王さまなのだ。王さまに逆らう者は容赦なく、王国から追放される。でも、体を張って王国のために尽くす女の子には、王さまは優しい言葉でねぎらうことを忘れない。Vシネマの撮影では、村西はアイパッチ姿の悪役を楽しげに演じてみせる。裸の王さま、ここにあり。50億円もの借金を抱えている男とは、到底思えない。

 お蔵入り状態のメイキング映像の存在を知り、一本のドキュメンタリー映画に仕立てたのは、『アジアの純真』(09)や『いぬむこいり』(17)などエッジの効いたインディーズ映画を放ってきた片嶋一貴監督。アダルト業界で脚光を浴びた村西とは、直接的なつながりはない。それゆえに客観的な立場から、村西という男の面白さ、タフさを浮かび上がらせていく。

 北海道でさんざん苦労した超大作Vシネマは『北の国から 愛の旅路』というタイトルで何とか完成するも、50億円という多額の借金の前では焼け石に水だった。このシーンで、甘粕正彦の辞世の句が紹介される。

「大ばくち 身ぐるみ脱いで すってんてん」

 甘粕正彦は「満州国」建国の際に暗躍した軍人。ベルナルド・ベルトリッチ監督作『ラストエンペラー』(87)では、坂本龍一が甘粕役を演じたことでも知られている。甘粕は満州映画協会(満映)の理事長を務めた映画人でもあったが、終戦直後の1945年8月20日に服毒自殺を遂げた。幻の満州国をつくった男と幻のアダルト帝国を築いた男の生き様を、片嶋監督は映画の中でクロスさせてみせる。

 軍人とAV監督とではジャンルがまるで異なるが、どちらも途方もないスケールの夢を抱き、それを実現しようと試みた。誰にも忖度することなく形容するならば、2人は大のロマンチストだった。幻に終わった王国のことを想うとき、人は少しだけセンチメンタルになる。

 映画の終盤、インタビューに答える現在の村西のコメントが奮っている。あの丁寧な口調で、村西はこう振り返る。

「50億の借金を抱え、前科7犯の私が言うとお叱りを受けそうですが、本当にラッキーな人生だったなと思います」

 幸せな人生を送った人は、実は人生の半分しか楽しんでいない。なぜなら、幸福と不幸の両方を体験しなければ、本当の人生を味わったことにはならないからだ。絶頂とどん底の両方を満喫した村西は、人生という名のフルコースを味わい尽くした男だといえるだろう。

 70歳を過ぎた村西は、まだ再起を諦めていない。バブル期にある中国で、アダルト産業を興すという野望を抱いているそうだ。村西はアダルト版「満州国」の建国を夢見ているのかもしれない。

(文=長野辰次)

 

『M 村西とおる 狂熱の日々 完全版』
監督/片嶋一貴 プロデューサー/丸山小月
出演/村西とおる、本橋信宏、玉袋筋太郎、西原理恵子、高須克弥、松原隆一郎、宮台真司、片岡鶴太郎、卑弥呼、桜樹ルイ、乃木真梨子、野坂なつみ、沙羅樹、松坂季実子、黒木香
配給/東映ビデオ R15+ 11月30日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEIほか全国順次公開
(c)2019 M PROJECT

※11月30日(土)丸の内TOEI2、12月7日(土)福岡中洲大洋映画劇場、12月13日(金)アースシネマズ姫路、12月14日(土)テアトル梅田、12月15日(日)名古屋シネマスコーレにて、村西とおる舞台挨拶ツアーを予定。https://m-kyonetsu.jp

Source: 日刊サイゾー

剛力彩芽、NHK大河『麒麟がくる』沢尻エリカの代役をノーギャラ直訴していた!?

 

 あれほど得意だった「ゴリ押し」も通用しなかったようだ。

 合成麻薬MDMA所持の疑いで沢尻エリカ容疑者が逮捕されたことで、彼女が重要な役で出演予定だった来年1月スタートのNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、川口春奈が代役を務めることが発表された。

 代役をめぐっては、さまざまな女優の名が取り沙汰されてきたが、そのうちの一人として挙がっていたのが“あの主演級女優”だった。テレビ関係者が耳打ちする。

「剛力彩芽ですよ。彼女はZOZO前社長の前澤友作氏と破局したことで、スケジュールの余裕は十分あった。12月21日に放送される恋愛ドラマ『抱かれたい12人の女たち』(テレビ大阪)の最終話に登場し、約1年半ぶりにドラマ復帰を果たすことが決まっているように、本人は女優業への復帰に強い意欲を持っている。そこで、所属事務所のオスカープロモーションに、ノーギャラでの大河ドラマ出演を直訴していたそうです」

 しかし、それは程なく却下されることとなった。いったいなぜか。

「主演の長谷川博己が強く反対したんだそうです。沢尻の薬物逮捕によってドラマのイメージが大きく損なわれたところに、前澤氏に捨てられた剛力まで登場すれば、完全に『サゲサゲドラマ』となってしまう。あまりに縁起が悪いということでこの話は流れたと聞きました」(前出・テレビ関係者)

 これまで演技力に難ありと言われ、出演作がどれだけ爆死しても、事務所パワーで主演女優を続けてきた剛力。あらためて自分の置かれた現状を認識できたのかもしれない。

Source: 日刊サイゾー

生理をオープンにするかしないかの前に「正しい情報」は知られているか

大丸梅田店5階フロアに新たにオープンした「ミチカケ(michi kake)」の売り場従業員が任意で“生理バッジ”をつける試みが、中止となった。

 この売り場では「隠すべきこと」「恥ずかしいこと」とタブー視されてきた女性の性と生理をオープンにし、“月のみちかけのように、あなたのリズムに寄り添う”をコンセプトに生理用品や下着、セルフプレジャーグッズや漢方など様々な商品を販売していく。

 その取り組みの一環として、「生理バッジをつけて生理中であることを知らせれば、従業員同士の互いを気遣うコミュニケーションにつながるのでは」という意見が社内で上がり、試験的に生理バッジを導入。

 強制ではなく任意だが、「生理にかかわらず体調の悪い人は気遣えばいい」「セクハラを受けるかも」といった懸念から批判も巻き起こり、大丸はバッジ着用の中止を判断したという。「つけなくてはならない」という同調圧力を心配する声や、「生理バッジよりも生理休暇の取得が大切」という指摘もあった。

 生理も性も、隠すべきでも恥ずべきでもないが、同時に個人のプライバシーである。「隠したほうがいい」と言うことと、「隠さずオープンにしたほうがいい」と言うこと、どちらも個人のプライバシーに踏み込みすぎている。

 たとえば、生理用ナプキンを購入した際に紙袋や黒いビニール袋など“中身が隠れる袋”に入れることが“普通”とされているが、「私は透明なビニール袋でいい」という女性もいれば、「紙袋に包んでもらいたい」と希望する女性もいるだろう。ユニ・チャームの生理用品ブランド「ソフィ」は隠さなくて済むようなデザインのパッケージをデザインし、12月3日から全国で限定発売を開始するが、これは選択肢の幅を広げるものであり、「隠さずオープンにすべき」と強要しているわけではない。

 性も生理も、生物としての自然な現象だ。特別な意味を持たせて隠したり、エッチな扱いをしたりという偏見が、個人の選択を狭めてしまう。オープンにするかどうかは個々の判断であり「どちらがいいか」などと議論すること自体おかしいが、まず偏見や誤解をほどく性教育の学び直しが全世代に必要だろう。

「痛み止め飲まずに生理痛我慢」の誤解
 今月27日放送の『あさイチ』(NHK)の特集は生理についてだった。番組では、産婦人科医の・高尾美穂氏を招き、生理についての「正しい知識」を紹介した。

 そこで紹介された生理についての「正しい知識」はたとえばこうだ。一般的に生理中は睡眠の質が悪くなるため、日中に眠気を感じてしまう。そういった場合は、昼寝をとるなどの対策も有効だ。また鎮痛剤の使い方についても誤解が生じている。

 生理がある・あったはずの女性でも、その体感は千差万別で、他者の体調を思いやれないことは多々ある。生理痛で辛い時に痛み止めを飲むか否かについてゲストの坂下千里子は、痛み止めは飲めば飲むほど効果が薄れると考え、極限になるまで飲むことを我慢したこともあるという。また同じくゲストのLiLiCoも、<(痛み止めは)一切飲まない。痛くてもこれは生きている証拠>と話した。

 しかし高尾氏は「それは誤解」と説いた。「痛み止めを飲み過ぎると効かなくなっちゃう」と懸念する患者の声が多いそうだが、用法用量を守れば効果が薄れる等の心配はないという。

 高尾氏<今の考え方としては、生理は病気じゃないです。でも、生理痛は病気なんです。なので、『困っていることには対策をしよう』というのが私たちからのおすすめにはなっています>

 生理の知識は当事者である女性だけが持っていればいいわけではない。男女が共に暮らしていくためには、男性も生理がどういったものなかのか知っておく必要がある。でなければ相手の体調不良を気遣うことも出来ないからだ。

 番組では生理について誤解している男性からの何気ない一言で女性が傷つくなど、具体的なエピソードも紹介された。しかし女性の側にもまた、生理や性への偏見および知識不足がないわけではない。

 MCの博多華丸・大吉は生理用品を「見たことはもちろんある」けれど、「どうやって開けたらいいか、どうやって使ったらいいかは、わかってるようでわかってないですよ」と率直に話した。すると坂下千里子が「すごい詳しかったら、やだ~、逆に」と苦笑する場面があった。坂下の反応は残念だが、珍しいものでもないだろう。

 番組では、男の子に生理を教える活動をしている医師夫婦のプロジェクト「アストロン」を紹介。アストロンは公立学校の保健の授業で4年生を対象に性教育を教えているという。生理用品の使い方、仕組み、個人差まで具体的に教える。番組では生理について扱うにとどまったが、性教育の範囲はその限りではない。

 男女ともに生理の正しい知識を身に着けること、および性教育を受けることは、自分や他者の体を気遣い、大切に扱うことにつながっていくだろう。今の子供だけにすればいいというものでもなく、生殖に関する簡単な知識しか教わらなかった、あるいはそれすら学ばなかった世代も多い。テレビというマスメディアを使い、性にまつわる行動の誤解や偏見をほどく企画は、何度繰り返し放送しても「やりすぎ」ということはないだろう。

Source: 日刊サイゾー

『プリキュア』新作に「DA PUMPのデビュー曲っぽい」「けも耳生やしたナースに変身?」の声 あの作品との類似性も

【おたぽるより】

 2020年春より放送される女児向けアニメ『プリキュア』シリーズ(テレビ朝日系)のタイトルが、『ヒーリングっど♥プリキュア』であることが分かり、大きなお友達からもさまざまな反響を呼んでいるようだ。

 04年から放送が始まり、来年17年目を迎える『プリキュア』シリーズ。『ヒーリングっど♥プリキュア』で15代目のプリキュアが誕生することとなるが、発表によれば「癒やしのプリキュア」が登場するという。公式サイトも開設され、「パートナーは動物!?」「ヒーリングアニマルと力を合わせて大切な地球をお手当て!」との紹介が。

 タイトルロゴを見ると、「ヒーリングっど」の文字は自然を意識したようなグリーンや水色のグラデーションとなっており、周りには植物の葉や蔦のようなデザインが施されている。さらに、ハートマークは肉球のようにも見えることから、今作は「自然」や「動物」が大きなテーマとなっているのではないかと推測される。

 ちなみに歴代のシリーズを振り返ってみると、これまでにもプリキュアたちのサポート役である妖精キャラクターは動物がモチーフとされている場合が多い。

 また、17年放送のシリーズ14作目『キラキラ☆プリキュアアラモード』では、「スイーツ」と「アニマル」をテーマに、少女たちが動物をモチーフとした姿のプリキュアとなり、大好きなスイーツを守るために敵に立ち向かう物語が展開された。

 現在放送されている宇宙を舞台とした16作目の『スター☆トゥインクルプリキュア』でも、宇宙人プリキュアとして、猫耳を生やした猫型の種族・キュアコスモが登場している。

 それだけに、ネット上では「これはケモナー歓喜案件では!?!?」といった声や、「お手当」というワードに反応し、「全員ナースコスチュームであって欲しい」「けも耳生やしたナースに変身するの?」という声が。さらには、「ナースエンジェルりりかSOS的な?」との声も続出している。

『ナースエンジェルりりかSOS』は、少女漫画雑誌「りぼん」で1995年1月号から1996年6月号まで連載された秋元康原作・池野恋作画の漫画で、小学4年生の主人公・りりかが、「ナースエンジェル」として地球侵略を企むダークジョーカーと戦いながら、地球を救う「命の花」を探すという物語。テレビ東京系列で放送されたテレビアニメと同時期にミュージカル化もされている。りりかは一人で戦うヒロインではるものの、ナース要素や“地球を救う”という面では確かに共通しているだろう。

 ほかにも、「healing(癒し)」と「good」を掛け合わせたようなタイトルは、「語感がDA PUMPのデビュー曲『Feelin’ Good』っぽい」との理由から、「OP曲にはDA PUMPを」といった声も上がるなど、意外なところでも話題を呼んでいるようだ。

 果たしてどんなキャラクターが登場し、物語を紡いでいくのか、続報を待ちたい。

Source: 日刊サイゾー

堀ちえみ、「身体にいい食事」を作ったはずが”ある食材”を大量投入で批判殺到

 タレントの堀ちえみが、「身体にいい食事」を作ったことを報告した。

 口腔がんを患って以降、味覚が変わったことなども明かしている堀。化学調味料が苦手になったことも明かしている。そんな中、27日にブログを更新し、「身体にいい食事を意識してみましたよ」というタイトルのエントリーを投稿。この日、タレントの松居直美とともに薬膳の教室の教室で点心作りに挑戦したことを明かしていた堀だったが、この日の夕食では教室で作った水餃子を家族に出したことを報告した。

 メニューについて堀は、水餃子のほか、「サラダ 炒めたほうれん草の卵とじ ブロッコリー 玉ねぎと生姜・青葱・茗荷・柚子・クコノミ・豆腐の出汁煮餡 蕪と人参とクコノミのスープ」と記し、餡のほか、スープにも大量にクコの実を使用したことを告白。

「取り敢えずクコノミを沢山入れたら、娘に驚かれました(笑)」と明かしつつ、「食べるということはとても大切なこと」「今日という日に感謝ですね」と薬膳の先生や松居に感謝をつづっていた。

 しかし、クコの実は身体にいい食材と知られている一方、摂取量の目安は1日10粒前後と言われており、食べ過ぎは胃腸を壊したり、身体を冷やし過ぎることもあるそうだ。

 そのため、ネット上では、「短期間にドカンと食べるものじゃなくて、長期間で少しずつ食べるものだよ…」「何とかの一つ覚えみたい」「一度に食べ過ぎ」といったツッコミの声が集まっていた。

 クコの実は適量を継続的に食べるのが大事と言われているが、果たして堀は今後もクコの実を食卓に取り入れるのだろうか。

Source: 日刊サイゾー

NHKが元SMAPを本格解禁!? 稲垣吾郎MCの新番組スタートで潮目に変化

 草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の元SMAP勢にとっては、朗報に違いない。NHK総合が、稲垣をメインキャスターに据えた新番組『不可避研究中』をスタートさせることがわかった。

 同番組は世の中の誰もが避けて通れない「不可避なテーマ」に切り込む内容で、29日に「プロローグ」をオンエアし、12月27日午後11時50分より正式に放送開始する。

「新しい地図」の3人は、2017年9月にジャニーズ事務所を退所すると、彼らがもっていた地上波のレギュラー番組は次々に終了。NHK総合の『ブラタモリ』で、草なぎがナレーションを務めているが、顔が出ないためか、この番組への出演だけは継続されていた。

 今年7月に公正取引委員会が元SMAPの3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで、独禁法違反につながる恐れのある行為が認められたとして、ジャニーズを注意したことが明らかになり、一部のテレビ局はジャニーズへの忖度を認めていた。

 その後、NHKではBSプレミアムで8月18日に放送した『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』に香取を出演させたが、今回、同局の地上波に「新しい地図」メンバーが、顔が出る形で登場するのは、公取委の注意問題が表面化して以降、初めて。

 しかも深夜帯とはいえ、レギュラーで、かつMCだ。稲垣はさらに来年1月1日にEテレで放送される『100分deナショナリズム』でMCを務めることも決まっており、「新しい地図」のNHK地上波への本格的な解禁になるかもしれない。

「NHKではジャニーズ退所後も、草なぎを『ブラタモリ』で使い続けていますし、昨年1月に放送したスペシャルドラマ『未解決事件』では草なぎを主演に起用しています。BSとはいえ、8月には香取を出演させていますし、今後は様子を見ながらでしょうが、地上波で『新しい地図』メンバーを解禁していくことになりそうです。ジャニーズも公取委から注意を受けていますから、あからさまに、NHKに圧力はかけられないでしょう」(テレビ制作関係者)

 NHKが先陣を切ることで、民放局も追随すれば、「新しい地図」メンバーにとっては、潮目が変わることになる。来年はいよいよチャンス到来か?

(文=田中七男)

Source: 日刊サイゾー

タレントの事務所移籍に“移籍金”制度導入で、関係者からは「根本的解決には程遠い」「忖度が増えそう」の声

 芸能界における移籍トラブルが問題視される昨今、大手芸能プロダクションが多数所属する「日本音楽事業者協会」(音事協)は、多くの事務所で使用される「統一契約書」を改定することを決定した。

 現在の統一契約書では、事務所がタレント育成にかけた費用を回収できていない場合、事務所側が契約を延長できる条項がある。つまり、タレントが事務所をやめたくても、簡単になやめられないケースも多く、事務所側が有利な契約になっているとの批判も多かった。

 そこで今回、音事協が統一契約書に加えたのは、タレントもしくは移籍先の芸能事務所が金銭を補償することで契約を終了できる、という条項だ。つまり、未回収の育成費に相当する“移籍金”を支払えば、事務所をやめることができる、という制度が新たに導入されるのだ。

 移籍金によってトラブルを回避しようという新制度。しかし、根本的な問題解消にはならないのではないかと疑問の声もあがっている。ある芸能事務所関係者はこう話す。

「まず、どこからどこまでを“タレントの育成費”とするかという問題があります。レッスンの費用のみを育成費とする事務所もあれば、タレントの生活費全般を育成費とする事務所もあるかもしれない。つまり、事務所側の“言い値”になる可能性も高く、法外な移籍金となるケースも考えられるわけです」

 また、すでに売れっ子になっていて、収入が多いタレントであれば、金に物を言わせて事務所をやめることも可能だろうが、収入が少ないタレントは移籍金を支払うことは簡単ではないだろう。

「まだ売れていないタレントの場合、新天地を求めて事務所をやめようと思っても、移籍金を捻出できずに泣き寝入りするなんていうケースは多そう。それに、無名である時点でおそらく育成費は回収できていないだろうから、売れていないタレントこそに移籍金が発生してしまう矛盾がある。弱者に厳しい制度のように思えて仕方ありません」(同)

 いずれにしろ、今までに比べれば多少は移籍しやすくなりそうだが、それが逆効果になる可能性もある。別の芸能事務所関係者はこう話す。

「事務所をやめたタレントの仕事が減るのは、所属していた事務所からの圧力というよりも、芸能界というムラ社会のなかで“忖度”が働いた結果であることが多い、仮に移籍の自由度が高くなり、実際に移籍するタレントが増えたとしても、その結果、これまで以上に忖度が働いてしまう……なんてことは十分に考えられますよ。契約上の問題だけでなく、日本の芸能界の悪しき慣習こそを撤廃する必要があるでしょう」

 契約書の内容を少々改めたくらいでは、何も変わらないということ。芸能界の構造改革には、まだまだ時間がかかりそうだ。

Source: 日刊サイゾー

決定的写真を入手! GPIF理事長の”特別な関係”処分を巡ってリーク合戦

 

 まずは当サイトが入手した写真を見ていただこう。

 頭がハゲ上がり、ネクタイをキッチリしめた真面目そうな紳士と、それに寄り添う白いコートの女性。プライバシー上の理由で顔を隠したが、清楚系の和風美人である。

 嫁入り前の娘と父親の仲睦まじい姿、に見えなくもないが、夜に撮られた粗い画像、クリスマス直前の日付からは、危険な香りのする年の差カップルのようだ。

 厚労省担当記者が解説する。

「10月18日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長が、部下の女性との”特別な関係”が疑われたとして、減給(20%)6カ月の処分を下されました。プレスリリースによれば、昨年12月から、両者の”特別な関係”を指摘するメールや文書が高橋理事長の元に届き始めた。今年9月、GPIFを監督する経営委員会が調査に乗り出し、高橋理事長が女性職員と複数回食事し、公用車に同乗したと判断され、女性の”情実採用”も疑われるとしました。ただし高橋理事長は女性との関係を『相談を受けていたにすぎない』と”情実”であることを否定しています」

 告発文書には、昨年12月21日の両人のデート現場とされる6枚の写真が同封されていた。当サイトはそれらを入手し、上記写真はその一部である。

 この処分を各紙はニュースにし、日本経済新聞は社説で「GPIF理事長は襟を正せ」と糾弾、「週刊文春」(文藝春秋)も小さな記事で「リリースを出しただけで、記者会見も行なっていない」と指摘した。GPIFは、160兆円もの国民の年金資金を運用する極めて公益性の高い組織。そのトップのスキャンダルとなれば、厳しいトーンになるのは当然のことだ。

 実はこの時点では、写真は外部に流出していない。忘れ去られるのも時間の問題と思われた。ところがここへ来て、この騒動が蒸し返しされ始めたのである。

 11月21日には『現代ビジネス』で伊藤博敏氏、『東洋経済オンライン』で元FACTA編集長・阿部重夫氏が立ち上げた「チームストイカ」が立て続けに報じ、翌22日には、ヤフーニュースで山本一郎氏が参戦。いずれもジャーナリズム界では知らぬ者のいない腕っこきの書き手だ。

 これらの記事に共通しているのは、告発文やデート写真を「怪文書」と斬り捨て、「高橋理事長はハメられた」と分析。山本氏は写真を「フォトショップで加工したと思しき痕跡があり、素人が頑張ったんだろうなあという印象」とおちょくった。確かに上記2枚の写真では、男性と女性の背丈の差が違うように見える。

 記事を読んだ記者はこう感想を漏らす。

「9月末での退任が確実視されていた三石博之理事と水野弘道理事兼最高投資責任者(CIO)は、10月、急転直下で再任が決まりました。記事は、その裏でこの『怪文書』を巡り、安倍官邸と近い関係にある水野氏らによる『謀略』があったのではと疑義を唱えたスクープといえます。ただリリースに沿って書かれた日経の社説にまで『謀略』と噛みついており、高橋理事長に寄り添った印象を受けました」

 これらの記事に水野氏は怒り心頭。「私が謀略の主導者のように誘導する記事は、悪意があり完全に名誉毀損」とツイートした。

 それにしても処分から1カ月たった今、なぜこうした記事が書かれたのか。

「GPIF内で週刊誌に写真がリークされたらしいと話題になったからです。焦った高橋理事長サイドが著名ジャーナリストらを使って巻き返しを図ったのでは、疑われています。写真が加工されたとしても、探偵など”プロ”に尾行されるような行動をとったのは事実でしょうし、高橋氏が処分を甘んじて受けたのは、身に覚えがあったからでしょう。ハメられたと感じたのなら、すぐに記者会見で自らの口で潔白を訴えるべきでした」(GPIF関係者)

 真相は藪の中だが、国民の虎の子資産を預かるトップたちに、こんな内ゲバを繰り広げる暇などないはずである。

Source: 日刊サイゾー

清野とおる結婚で赤羽大ハシャギ、『おっさんずラブ』コンサートに批判殺到……週末芸能ニュース雑話

芸能人の結婚ラッシュ、祝福された人・されなかった人

デスクH いや~、芸能人の結婚ラッシュだね! 世の中、「いい夫婦」の日を気にする人がこんなにいたなんて、カルチャーショックだよ。

記者I まぁ、11月22日だけじゃないんですけど、壇蜜と漫画家・清野とおる(参照記事)に始まり、オードリー若林と15歳年下看護師、イモトアヤコと『イッテQ!』ディレクター(参照記事)、メイプル超合金・安藤なつと年下介護士、元ももクロ・有安杏果と49歳精神科医、川村ゆきえとback numberドラム、橋本マナミと勤務医(参照記事)……などなどですが、一番驚いたのは、やっぱり壇蜜と清野氏ですね。

デスク 壇蜜って少し前、週刊誌に霜降り明星・せいやと撮られてたから、守備範囲拾いなと思ってたけど、本命は清野氏だったとはね。清野氏といえば代表作『東京都北区赤羽』(双葉社)でやたらと変な人が寄ってくる“引きの強さ”を発揮してたけど、まさか壇蜜まで引き寄せるなんて……! やっぱり持ってるなぁ~。結婚発表を受け、赤羽一番街商店街の入り口には「結婚おめでとう」の横断幕が設置されたけど、アレ、だいぶ恥ずいね……。

記者 現在2人は同居しておらず、清野氏が壇蜜の住む世田谷に通っているとか。清野氏は「赤羽の漫画家が世田谷に住むなんて……」と同居に難色を示しているようですが、かといって壇蜜が赤羽に住むのも想像できません。

デスク でも、壇蜜の私服ってめちゃくちゃ地味でダサいらしいから、ぜんぜん気づかれないんじゃない? 

記者 確かに(笑)。そんなおめでたいニュースが続く中、唯一、祝福の声が上がらないのが、元ももクロ・有安ですね。お相手とはもともと医師と患者という関係で、さらに個人事務所代表とタレントという関係でもある。今年2月、「フライデー」(講談社)に「禁断愛」をすっぱ抜かれた時は、「結婚前提の真剣なお付き合い」と必死にアピールしたけどファン離れが加速。ライブツアーのチケットはまったく売れず、ツアー開始直前にスタンディングから座席形式にするという苦肉の策を取ったことはファンの間で有名な話です。今回の結婚発表で、さらに苦境に陥るのではないかと心配されています。

デスク 僕にとっては有安の結婚より、ラブリのほうがビッグニュースだよ! お相手は元ジュノンボーイの映像作家で、二階堂ふみの元カレでもある。ラブリといえば一時期、ポエマーとして名を馳せたけど、最近はあまり目立った活動をしていなかったから、久しぶりに名前を聞いて、またあのポエムが読みたくなっちゃって。で、ググってみたら、今は「FIGARO」ウェブ版で「おとこのて」にまつわるコラムを書いてるみたいなんだけど、これまたかなりの迷文で。ラブリの文才を理解するのは至難の業だよ。何はともあれ、末永くお幸せに!

デスク 11月からスタートした『おっさんずラブ -in the sky-』(テレビ朝日系)が、苦戦を強いられているらしいね。

記者 たいした説明もなく大幅な設定変更をして、熱心なシーズン1のファンから批判を受けているんです。もともとコメディ要素の多いドラマでしたが、シーズン2ではさらにその色合いが増して、全体的に薄っぺらい印象に。さらに、はるたんこと田中圭の演技もなんだか大げさで、ネット上では「パンサー尾形化してる」って話題になっているんです(参照記事)。

デスク 僕もシーズン1はすっかりハマっちゃったけど、シーズン2は第1話でおなかいっぱいになっちゃったな。田中クンもそうだけど、黒澤を演じる吉田鋼太郎もなんかトゥーマッチで、とても見ていられないよ。

記者 さらにシーズン2は航空会社が舞台とあって、LCCのピーチが撮影に全面協力しているんですが、タイアップ色強めの演出も不評を買っています(参照記事)。また、第1話で登場したフェルト製のお守りをグッズ化するなど、ドラマ以外の面でも小銭稼ぎにやたら熱心。制作再度のそういった銭ゲバ気質に嫌気が差しているファンも多いですね(参照記事)。

デスク 来年1月22・23日には、東京国際フォーラムで『おっさんずラブコンサート』も開催されるっていうしね。こちらはドラマの出演者は出演せず、劇中を彩った音楽たちが主役なんだとか。全席指定席で1万800円(税込)。非売品のオリジナルリコーダーが特典になってて、観客はこのリコーダーを吹いてオーケストラに参加する企画らしいよ。

記者 そもそもこのコンサートは、シーズン2制作が発表される前の9月21日にアナウンスされ、翌日からオフィシャル先行抽選が始まり、シーズン2初回放送日の11月2日に販売が終了したんですが、シーズン1の世界観に再会できると申し込んだファンから、「話が違うじゃないか!」とクレームが殺到しているんです。コンサートの曲目は未発表ということもあって「シーズン2の曲目もやるのか?(やるなら行きたくない)」という問い合わせに対し運営はスルーを決め込んでいて、不満が噴出しているようです。

デスク シーズン1の熱心なファンからしたら、2の曲なんて別に聴きたくないもんね。返金対応もしないようだし、そりゃあ荒れるよなぁ。

記者 やっぱり安易にシーズン2には手を出さず、劇場版で終わらせておけばよかったですよね。ファンをないがしろにして金に目がくらむと、痛い目に遭うっていうことです!

記者 最後の小ネタをひとつ。大どんでん返しで幕を閉じた『バチェラー3』にヤラセがあったと、出演者が「週刊文春」(文藝春秋)で暴露し、話題になっています。脱落する女性の選別はすべて台本で決まっていて、出演者同士のギスギスした会話や、デートのプラン、時にバチェラーが批判を浴びるような過激な展開もすべて筋書き通りだったとか(参照記事)。

デスク というか、『あいのり』にしても『テラハ』にしても、この手のリアリティ番組はそういう“演出”込みで楽しむものでしょ!? 何を今さら言っちゃってるんだか……。文春、ほかにネタなかったのかなぁ。

記者 今回のバチェラー・友永氏の言動は支離滅裂なことも多かったですし、逆にこれが素じゃなくてよかったって感じですよね。演出なしの素人の婚活バトルなんて、見られたもんじゃないですから。なんでもかんでも「ヤラセだ!」と叩く風潮、どうにかならないもんですかね。

Source: 日刊サイゾー

香港政府トップ一家の「英国籍剥奪」を要求する署名が35万を突破! 今後の情勢次第で英国議会も動く!?

 24日に投票が行われた香港区議会議員選挙は、民主派が議席の80%近くを獲得する圧倒的勝利に終わった。ところが、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、デモ参加者が掲げる「五大要求」の受け入れについて拒否を貫いている。中国共産党の意向を考えれば当然の態度だが、林鄭氏に対する民主派の批判は強まるばかり。その矛先は家族にまで及んでいる。

 台湾メディア「ETtoday」(11月21日付)などによると、林鄭氏の夫と2人の子どもの英国籍を取り消すための署名活動が2カ月前から署名サイト「Change.org」を通じて行われているという。選挙後、一気に署名の数は増え、28日13時半現在で35万を超えている。林鄭氏一家は、英国と香港特別行政区の二重国籍だったが、林鄭氏は2007年、公職に就くに当たって英国籍を放棄した。しかし夫と2人の子どもは、英国籍を保有したまま、現在も英国に居住しているという。

 発起人は英国人のDeeran Kumar氏。過去に香港の公立大学に留学した経験があるようで、今回の呼びかけの理由について、「香港政府は『緊急状況規則条例(緊急法)』を発動し、『覆面禁止法』を施行したが、警察には適応されず、自分たちの身元を隠すことができる。もはや香港では法による統治が行われておらず、政府と行政機関は法の前に平等ではない。これは危機的な状況である。言い換えれば、法による支配は死んだ」と悲痛な思いを告白。

 その上で、香港での暴力を抑制するためには(元宗主国である)英国に道義的責任があり、それを果たすためにも「彼らの市民権を永遠に無効にすべきだと心から信じている。キャリー・ラムが自らの政権の説明責任を否定し、極めて厳しい法律を施行しているように」と主張している。

 賛同者の多くは、林鄭氏に反感を持つ香港人とみられる。行政長官として、香港市民に中国共産党への服従を求めながら、自らの家族は英国籍を保有し続けているのだから、不満を持たれても当然だろう。林鄭氏自身はすでに英国籍を放棄したとはいえ、英国籍を持つ夫の配偶者として、英国に永住することも可能だと考えられる。そのため、林鄭氏が混乱の香港を捨て、英国に逃亡することを阻止しようという意図もあるのかもしれない。

 英国政府が設置した請願サイトでは、署名が1万を超えると政府は何らかの対応をしなければならず、10万を超えると議会の議題に挙がる可能性があるという 。もし今回の呼びかけが英国内でも盛り上がれば、英国議会が動くことになるかもしれない。家族が英国籍を失いかねないといったところで中国政府が反発するはずもなく、林鄭氏はますます孤立を深めることになりそうだ。

Source: 日刊サイゾー

アーカイブ

▲トップへ戻る

!--shinobi1-->