中居正広の素顔を稲葉監督も大絶賛⁉︎ 侍ジャパン公認サポーターを長年続けられるワケ

 評価は高いものの、いよいよ今年で見納めか?

 11月2日から行われる『世界野球プレミア12』第2回大会で、中居正広が『侍ジャパン公認サポートキャプテン』に就任することがわかった。メンバーへの取材をはじめ、本大会では球場に入り、サポートキャプテンとして熱戦の模様を余すところなく伝える役目を担うという。

 2013年から野球日本代表『侍ジャパン』の公認サポーターを務めている中居には、稲葉篤紀監督も「中居さんが発信することによって野球を知らない方でも見てくれる。これはすごく有難いですね」と期待を寄せている。

 そんな中居が公認サポーターで居続けられるのには、それなりの理由があるようだ。広告代理店関係者が語る。

「中居さんの野球好きは目を見張るレベルです。プロ野球選手の下半身の写真を見ただけで、この人は〇〇と答えられるし、今でもプライベートで、バットの素振りをしているそうですから(笑)」

 WBCとプレミア12を合わせて4大会連続でサポーターとして参加しているのは、中居の努力によるところも大きいようだ。

「当然、侍ジャパンを広く認知してほしいという意味合いで任されているのですが、好きということや有名タレントであるということだけなら、他のタレントに代わってもおかしくない。しかし、中居さんは試合前の取材で真剣にメモを取るなど、必死に勉強している姿を見せるので、選手、監督といった現場のウケがいい。また、選手へのリスペクトを忘れず、NPB関係者が姿を見せると、すぐにあいさつに行く。そういった謙虚な姿勢が公認サポーターを続けられている理由でしょう。前回のプレミア12でも『日本対ベネズエラ』戦の9回裏の場面で、本来4人の内野手が5人で守っていることに実況陣の中でもいち早く気づき、称賛を浴びている。今回も野球好きならではの“ファインプレー”を見せてくれるはずです」(前出の関係者)

 一方で、最近の中居にはレギュラー番組の終了が取り沙汰されている。

「東京五輪キャスターから外されたことで、中居のジャニーズ退所説や、引退説などが取り沙汰されています。もし、ジャニーズを辞めたとしたら、野球関連の仕事が回ってくるかは微妙なところですね」(スポーツ紙記者)

 中居を支持する野球ファンは多いだけに、来年以降も公認サポーターを継続してもらいたいものだが今後の動向も気になるところだ。

Source: 日刊サイゾー 芸能

田中圭が出演したボートレースイベントが大混乱! 悪質ファンの急増で仕事激減の危機も

 岡山県のボートレース児島で10月27日に行われたトークショーに、ボートレースのCMキャラクターを務める田中圭が出演。会場には1,000人以上のファンが押し寄せたというが、その裏側では大騒動が起きていた。

「イベント参加の整理券を求めた田中圭ファンが徹夜で集まって、近隣に車を停めていたことから、住民が通報、警察が出動する事態になりました。ちなみに、徹夜での順番待ちは事前に禁止すると告知されていたので、完全なマナー違反。しかも、そういった混乱の中、整理券を配る時間が告知なしに繰り上げられて、正しい時間から並んでいた真面目なファンが割を食う形になったのだとか」(スポーツ紙記者)

 徹夜組を排除できなかった運営の仕切りにも問題があるが、田中圭ファンのマナーの悪さも目立ったという。

「徹夜で並んでいたのは、熱心な田中圭ファンだけでなく、ただ単に有名芸能人を見たいだけの近隣住民もいたようですが、いずれにしろマナーは最悪。最近では『劇場版おっさんずラブ』の観客が応援上映でもないのに、上映中にワーキャー騒いで迷惑をかけていたなんていう話もありますし、一部のマナーの悪い人のせいで“田中圭ファンは要注意”という認識が広がりつつあります」(同)

 “田中圭ファン”とはいえども、実はいろいろな種類があるという。ここ5年ほど田中圭をウォッチングしているという芸能ライターはこう話す。

「もちろん、若い頃からの田中圭ファンもいるんですが、こちらはかなりの少数派。最も多いのが、『おっさんずラブ』以降にファンになった、“おっさんずラブ新規”です。しかも、オンエアーをリアルタイムで見ていた人はそこまで多くなく、アマゾンプライムで後追いした“おっさんずラブ新規”が多いと言われています。

 さらに、その後の『あなたの番です』(日本テレビ系)で田中圭のファンになった“あな番新規”と呼ばれるファンもいます。つまり、どのタイミングで田中圭にファンになったかで、マウンティングが行われているということ。アイドルのファンなんかでもよくある現象ですが」

 では、どのタイプの田中圭ファンが、もっともマナーが悪いのだろうか。

「“あな番新規は最悪”とか“最古参はマナーは面倒くさい”とか、そういったことではなく、どのタイプのファンにも一定数のマナーが悪い人がいるということだと思います。ただ、ファン歴が浅い人は、マナーとかルールとかをよくわからずに暴走することが多いので、結果的に叩かれやすい傾向はあるでしょう。まあ、旬なものにはリテラシーが低いファンが付きやすいというのは、エンタメ業界における常識。まさに今、田中圭は旬なので、たくさんのマナーの悪いファンがついてしまっているのは事実です」(前出・芸能ライター)

 ファンのマナーの悪さが、田中圭の仕事に影響を与えかねないという。

「人気がある田中圭をCMキャラクターにすることでボートレースは集客を狙っているわけですが、ファンのマナーの悪さが原因で現場が混乱してしまうようなことが増えれば、CM降板という事態もありうるでしょう」(前出・週刊誌記者)

 一部のマナーが悪いファンに足を引っ張られてしまいそうな田中圭。人気が出すぎるのも困りものだ。

Source: 日刊サイゾー 芸能

ミキのステマツイート問題、グレーゾーンを積極的に攻める吉本興業は最初から「抜け道」を用意か

 京都市が、市の施策のPRを目的に吉本興業に対して芸人による宣伝ツイートを依頼していたことが発覚した。市は1回の投稿あたり50万円を吉本に支払っていたという。

 実際に、お笑いコンビ・ミキの2人が「#京都市盛り上げ隊」「#京都市ふるさと納税」などのハッシュタグとともに、イベントPRや京都市営地下鉄の利用を促すツイートを投稿。しかし、そこにPRであることは明示されておらず、ステルスマーケティングなのではないかとの指摘も出ている。

 京都市と吉本興業はステルスマーケティングではないと主張しているが、芸能プロダクション関係者はこう話す。

「吉本としては自社が主催する『京都国際映画祭』の宣伝を兼ねたツイートであるという感覚もあるはず。あくまでも自社案件なのだからステマではない、という立場なのでしょう。しかしながら、“PRツイート”に対価が支払われているのは事実であり、これは明らかなステマ。“自社案件を乗っければ、ステマにならないので、堂々とツイートできる”といった思惑が見えるという意味では、むしろ悪質とさえいえるケースです」

 単純に、ステマに対する“解釈の違い”という問題ではなく、しっかりと抜け道を用意した上でのステマである可能性が高いということだ。

 ここ数年、吉本興業は芸人のSNSを活用したインフルエンサー事業に力を入れている。若手芸人を集めて、インフルエンサーになるにはどうすればいいのかという講座を開いたこともある。人気がある芸人の拡散力を活用するのはもちろん、若手芸人の中から新たなインフルエンサーを作り出すことも計画中という。

 インフルエンサー講座を開くくらいなのだから、ステマに対しても敏感であるはずだ。

「もちろんステマがNGだということもしっかり教えていたとは思うのですが、今回の京都市のケースのように、ステマを隠蔽するテクニックを駆使していたであろうことは容易に想像できます。

 また、吉本がステマではないと開き直っているあたりを見ると、“芸人が自発的にツイートしているかのように見えればOK”という基準があるのかもしれません。ステマというと、かつてのペニーオークションや血液クレンジングといった詐欺まがいのサービスが宣伝されることが多いのですが、そういったものではない“ちゃんとした案件”ならPRを明示しなくても大丈夫……といった空気も感じます。おそらく同様のステマツイートは今回だけではないでしょう。PRであるとは明示されていないが、実は対価が発生しているツイートは、まだまだあるのではと思いたくなります」(スポーツ紙記者)

 そもそもステマであるか否かの解釈が難しいということで、グレーな部分を積極的に攻めているかのようにも見える吉本興業。その企業カラーの体質改善には程遠い?

Source: 日刊サイゾー 芸能

安倍政権批判への制裁か? 映画『宮本から君へ』の助成金取り消し騒動のキナ臭さ

 10月23日、公開中の映画『宮本から君へ』に対する助成金の交付内定を、「日本芸術文化振興会」が出演者の不祥事を理由に取り消していたことが報じられた。「あいちトリエンナーレ」への文化庁の補助金取り消しに続き、文化芸術活動への政府の介入ではないかと物議を醸している。

 報道によると、助成金の取り消しは映画の出演者であるピエール瀧が麻薬取締法違反で有罪判決を受けたことに対して、「国が薬物使用を容認するようなメッセージを発信することになりかねない」と判断されたことが理由だったという。

 交付内定を取り消したのは今年7月のこと。だが、芸文振はこの決定から約3カ月もたった9月27日に「交付要綱」を改正。「公益性の観点」から助成金の交付が「不適当と認められる」場合に、交付内定を取り消すことができるようにしたのだ。まるで交付内定を取り消すことが先に決まっており、それに合わせて綱領を改正したかにも見える。

 なぜ、芸文振はここまでして『宮本から君へ』の助成金を取り消したかったのか。そこには、ある“背景”があるのではないかと映画関係者は見ている。

「プロデューサーの河村光庸氏が政府に目をつけられたのではないか、とささやかれています。河村氏は東京新聞の望月衣塑子記者の著書『新聞記者』を題材にした同名の映画もプロデュースしてヒットさせました。さらに、11月15日には森達也監督が望月記者に密着したドキュメンタリー映画『i-新聞記者 ドキュメント-』も公開予定で、この作品のプロデューサーも河村氏が務めています。いずれの映画も安倍政権には批判的な内容となっており、政府が河村氏の作品を“狙い打ち”して助成金の不交付を決めたのではないかという見方が出ています」

 望月記者といえば、連日、菅義偉官房長官と記者会見でバトルを繰り返している安倍政権の「天敵」のような存在。そんな望月記者を題材にした映画となれば、どうしても政権批判の色を帯びる。映画『新聞記者』は、内閣情報調査室に出向する若手官僚(松坂桃李)と女性新聞記者(シム・ウンギョン)との対峙を通して、日本の官邸支配、メディアコントロールの実態を暴き出そうとする内容だった。関係者によると、9月末時点で観客動員は約50万人、興行収入は5億円に迫るスマッシュヒットとなったという。

 さらに、森監督が手がけた『i-新聞記者 ドキュメント-』は、望月記者が実際に沖縄の辺野古基地問題や加計学園問題、伊藤詩織さん事件など「政権の闇」を追求していく構成になっているという。

 このような映画が前作同様にヒット作となれば、安倍政権のイメージダウンにもなりかねない。両作品に携わる河村氏は政府にとって苦々しい存在であり、『宮本から君へ』の助成金を取り消すことによって、河村氏やその周辺に政府が何らかの「圧力」をかけようとしているのではないか、という疑義があるのだ。内情を知る業界関係者はこう話す。

「当初、芸文振は『ピエール瀧さんの出演シーンを消してくれ』と要求してきました。製作サイドが『それはできない』と拒否すると、『じゃあ、(助成金は)取り消しですね』という強硬な姿勢に出てきました。今まで映画において、国の助成金が交付取り消しになった前例は記憶にありません。公開中の『解放区』という映画は内容の過激さから、修正への協議の結果、助成金を返上することが話題になりましたが(参照記事)、これは大阪市からの助成金です。映画『新聞記者』との関わりがあったかは明言できませんが、なんらかの政治的圧力が動いていると思わざるを得ません」

 10月23日には『i-新聞記者 ドキュメント-』の先行試写が都内で開催された。檀上に立った河村氏は『宮本から君へ』の助成金取り消し問題にも言及し、こう語気を強めたという。

「『政府により表現の自由が脅かされることについて非常に強い憤りを感じている』と述べていました。また『こうしたやり方には徹底して戦う。そのための準備を着々と進めている』とも話しており、河村さんの強い意志が感じられました。河村さん自身も映画『新聞記者』との関係は明言していませんでしたが、会場内からは河村さんの決意に拍手が沸き起こり、なんとしてもこの映画をヒットさせて安倍政権に一矢報いたいという雰囲気が充満していました」(先行試写の出席者)

 政権に批判手的な映画をプロデュースしたからといって、その人物が関わった映画の助成金を政府が不交付にするという事態が本当に起こっているならば、それこそ映画で描かれている「政権の闇」そのものではないか。

Source: 日刊サイゾー 芸能

『バチェラー3』正気を失ったバチェラーが家族にキレまくる神回を振り返る!

前回までのあらすじ

 指原莉乃が「賛否両論」と予告していたリアル婚活サバイバル番組『バチェラー3』(Amazon Prime Video)は終わりを告げ、今に至るまで絶賛炎上中である。もう、結末を知っている人はかなりいるはず。そこで本稿では、皆さんがエンディングを知っているという前提で、各エピソードをじっくり振り返っていきたいと思う。まず、この記事ではエピソード8と9に焦点を当てる。

各家庭で地雷を踏み続けた友永(エピソード8)

 エピソード8で行われるのは、バチェラー・友永真也(31)が女性メンバーの家族に会いに行く、実家訪問企画だ。

 1番手は、広告代理店広報・野原遥(28)の家。野原の実家は野菜農家だ。対する友永は偏食気味であることを隠しておらず、野菜は大の苦手である。野原の父親から生の長ネギを手渡され、そのままかぶりつくことを促された。意を決してガブッといった友永。

「これは普通に食べれる」

 誠意を見せようとせっかく頑張ったんだから、そこはウソでも「おいしい」と言えばいいのに……。

 野原家と友永の歯車が、終始かみ合わない。野原の祖母が「仕事ができない女はダメ」と“働く女”という未来予想図を語っているのに、友永は唐突に「僕は朝から晩まで出っぱなしで、服を脱ぎっぱなし」と発言。暗に「家庭をしっかり頼む」という意向をにおわせたのだ。雰囲気は穏やかだが、お互いの主張が衝突している。

 続いての訪問先は、シングルマザー・田尻夏樹(31)の実家。ここでも友永は、田尻の家族とかみ合わなかった。家族とは、田尻の1人息子の疾(はやて)君のことだ。愛車のフェラーリで登場した友永は、疾君を助手席に乗せてドライブに出発した。小学6年生で思春期の疾君は、終始緊張気味。無理もない。カメラが自分を撮り続けているし、自分の父になるかもしれない見知らぬ関西弁の男が仲良くなろうとグイグイ来るのだから。顔はずっと引きつっている。なのに、「あの笑顔を見るために、あの車に今日は乗ってきました」とトンチンカンなことを言う友永。まあ、彼も小学生と仲良くなろうと必死なのだろう。

 3番目に向かったのは、ぶどう農家・岩間恵(25)の実家。

「恵さんに対しては、会うたびに自分の気持ちが強くなっています。恋なんちゃうかな?(笑) 」

 岩間と合流し、手をつなぎながら家族の元に向かう2人。女性と手をつないで友永が家族と対面したのは岩間家だけである。岩間にだけは、顔をのぞき込む体勢で話しかける友永。わかりやすい。

 そんな愛する岩間の実家へやって来たというのに、友永は地雷を踏んでしまった。岩間の母親から「娘のどういうところが良かったんでしょう?」と質問された友永の回答は、なかなかの大胆発言だ。

「末っ子で育って、甘やかされてきたんやなっていうところはすごく感じます。でも、それはそれでいいんじゃないのかなって」

 ご両親の前で「娘さんは甘やかされて育ってきたと感じます」と断言。これが失礼にあたらないわけないと思うのだが……。「愛されて育った」など、言いようはほかにもあるだろうに。

 さらに、大事件発生。友永から神戸に来てくれるか問われた岩間は「ずっと山梨にいたから、今すぐは行けない」と返答したのだ。続けざまに「なんで、そんなに神戸にこだわるの?」と逆質問! 今までにも言う機会はあっただろうに、家族という味方が大勢いるホームで初めてその意思を告げる岩間。父親も「神戸に行かせるのは寂しい」と、友永を追い詰めた。

 岩間の振る舞いは、悪い意味で目を引く。野原も田尻も友永と両親の橋渡し役を買って出て円滑なコミュニケーションを心掛けていたが、岩間は家族と一緒になって友永を詰問し続けたのだ。招く側としての気遣いが彼女からは見えない。甘やかされて育ったからか……? 

 友永が神戸にこだわる理由にも驚いた。「なんか、自然とか、子どもを育てる環境とか、俺はちょうどいいと思ってて……」と、すごくペラペラなことしか言わないのだ。ビジネスの事情とか、そういうやつじゃないのかよ!

 さらに、驚くべき対応を見せる友永。

「基本的に僕、絶対譲らないけど、相手が恵さんだったら譲れるなっていうところもあるんですよね」

 エピソード2で看護学生の浦田直佳(22)が「卒業後は都内で働く」と言った途端あっさり脱落させたのに、岩間が神戸行きを渋ると「貫き通す芯の強さがあっていい」と好意的に解釈する友永。解せない。はっきり言って、岩間は「芯が強い」というより「我が強い」女性だからだ。芯の強さで選ぶなら野原だろう。つまり、岩間なら何を言ってもOK。これが、惚れた弱みというやつだ。

 あと、友永は「強い」と連呼しすぎである。今まで何度「ほんま強いわ」と聞いてきたことか。強敵と出会って「おめぇ、本当強ぇーな!」と喜ぶ『ドラゴンボール』の孫悟空を思い出させる。

 岩間家を後にしたのち、友永は岩間と2人だけの時間を設け、あらためてじっくり話し合った。ほかの2人のときは家族との対面だけで済ませてたのに……。そして、ポケットに手を突っ込んで帰っていく友永。岩間と会うときも、彼はポケットに手を突っ込んでいた。きっと、大本命の女子にカッコいい姿を見せたかったのだろう。

 最後は、“元・北新地ホステス”水田あゆみ(30)の実家訪問である。ここでも、友永の発言にヒヤヒヤしてしまった。焼き鳥店を営む水田の父と母は離婚している。しかし、今の2人を見ていると、離婚したとは思えない仲の良さだ。そんな水田の父親から「離婚していることは気になりますか?」と問われた友永は、遠慮なく「内容が気になります。途中経過によって、僕の中で考えることはあります」とズケズケ言った。なんで、そんな面接官みたいな態度なの……。

 水田家にはつらい過去があった。水田の母と妹がうつになり、また父親は夢だった焼き鳥店を軌道に乗せようと懸命の時期があったのだ。そんな家族を支える意味も含め、彼女はホステスになったらしい。

「あゆみさんがなんでホステスをし始めたかっていうところ、1回も聞いたことなかったです。でも、それの理由も今回初めて知れました。家族のために一 番初めにまず自分を犠牲にするんだと思って」

 友永のこの発言が、実は地雷を踏んでいた。水田は10月19日にTwitterで以下のような考えを発信している。

「『家族のために自分を犠牲に』という言葉にすごく違和感。私はこのような認識はしておりません。大切な家族のために、可能な限り力を添えることは幸せなことです」

 こんなふうに、水田はほとんどネタバレに近い情報をSNS上で頻繁に発信していた。もし友永が水田を選んでいたなら、友永批判にも受け取れるこんなツイートを水田がするはずもない。この時点で「水田エンドはないだろう」と察した視聴者は多かったし、SNSで荒ぶる水田に自制を望むバチェラーファンも多かった。しかし、後にその声は静まった。あの結末を知ってしまえば、彼女の言動を止められるはずもないからだ。

 このエピソード8で脱落したのは田尻である。

「今から誰かと結婚して、子どもができた。そのとき父親になる自覚がどういうものか、全然今は見えてなくて。疾君がどうこうじゃなくて、僕自身の至らない点なんですよ」(友永)

 連れ子を引き受ける覚悟ではなく、子どもの父になる自覚そのものが見えてないという友永。爆弾発言である。結婚がどういうものか、まだ理解していないということ? こんなテンションならば、疾君を出演させる前に田尻を落とすこともできたろうに……。

 そして、やはり友永と岩間のやりとりに目が行った。「ローズを受け取っていただけますか?」と友永が差し出したローズを、岩間は「ありがとう」と言って受け取ったのだ。ちょっ、タメ語かよ!? ここは形式張って「ありがとうございます」「もちろんです」と敬語を使うものなのに……。すでに、友永が岩間の尻に敷かれている構図である。

 次のエピソード9は、神戸にいる友永の家族へ会いに行くという内容。今回とは立場を逆にした訪問企画である。

「神戸の街を好きになってください」

 岩間の顔をグッと見つめる友永。完全に1人にしか意識が行っていないようだ。あからまさに目を合わせに行き、そんなバレバレのアイコンタクトをしないでも。

 岩間、野原、水田の3人が、友永の両親&兄と対面するエピソード9。まずは、岩間が友永家と対面した。

 家族面談となると、やはりこの質問から始まる。友永の母親に「結婚するとなった場合、こちら(神戸)へ来ていただくことは可能なんですか?」と問われた岩間は、一瞬フリーズした。そして「不安があります。すぐ神戸に行けるとは今の段階では言い切れない心境です」と返答。ここで助け舟を出したのは友永だ。

「ぶっちゃけ言ったら、神戸じゃなくて関東でもいいっていうふうに考えが変わってきた」

 あれだけ神戸へのこだわりを見せ、それを理由に女性を落としたこともある友永が!? この変化には、さすがの岩間も「そうなの?(笑) 」と驚きの表情を見せている。

 続いての面談は野原だ。まず野原は「子どもの頃の真也さんって、どんな子だったんですか?」と質問した。この問いに父親は「小学校6年まで指を吸う子でした(笑)」と明かす。小6まで指を吸うのって、結構ヤバいんじゃないのか……。さらに母親は「ムッチャクチャ散らかすんですけど、片付けられます?」と発言。指を吸う、片付けられない等、真也下げを連発する友永家。いま振り返ると「そんな真也ですけど、それでも大丈夫ですか?」と両親が誠意を見せてくれていたようにも思える。

 友永家のキーマンは長男、つまりバチェラーの兄だ。彼がまた鋭い。

「お前は(野原と)ひとつ 距離があるんじゃないかなって感じた。座ってるときの距離感であったり、会話のレスポンスを考えたときに“ちょっと距離あるなあ”と客観的には思った」

 その指摘に対し「兄もよく見ているなあ」と、あっさり認めてしまう友永。「俺の理想そのもの」と野原を絶賛してきたくせに……。そもそも、野原を前にしたときと岩間を前にしたときでは、友永の顔があまりにも違う。本能は岩間、理性は野原というところだろうか。

 最後は水田と友永家の面談。これが見ものだった。水田と会話を終えた後、友永家は家族会議を開いた。ここで友永は両親と兄に質問した。「全員に会ってもらった正直な意見が聞きたい」。すると、3人とも「イチオシはあゆみさん」と答えるのだ。この返答を聞き、友永の様子が一変する。

「俺の結婚相手を自分の家族のために決めるっていう気はさらさらないよ!」

 家族にそんなつもりはなく、正直な意見を求められたから答えたまでの話。なのに「結婚したい人は俺が決める」と怒りだす次男に、「どうぞ、どうぞ」となだめる家族。こぞって友永をなだめる家族は息が合っているように見え「次男の友永は、いつもこんなふうに家族に手を焼かせている?」と、いらぬ妄想までしてしまった。「正直な意見を聞かせて」→「私はあゆみさん」×3→「俺の気持ちが大事!」の流れは、まるでコントである。3人そろって「どうぞ、どうぞ、どうぞ」って、ダチョウ倶楽部じゃないんだから。

 友永の怒りはまだ続いた。

「人を比べるっていうこと自体も、まずちゃうし!」

 数多くの女性を比べ、ローズを渡してきた「バチェラー」のコンセプトそのものを台なしにするような発言。比べるために女性参加者3人をここへ来させたというのに! 正気を失ったのか?

 極めつきは、個別インタビューでの友永である。

「勝手に決めるなよって! 僕は今、恵さんがいいと思ってるのに」

 ローズセレモニーはまだ先なのに、エピソードの中盤で言ってはいけないことを口にする友永。本人の中で「恵さんがいい」と答えが決まっているのなら、もうバチェラーを続ける意味はない。いま思うと、この時点で岩間にプロポーズしてもよかった気がする。

 あらためて振り返ると、エピソード9は神回だった。片付けられない、指を吸う、理解不能なキレ方をするというすごいシーンが続出したのだから。ハイスペックのはずが、すごいバチェラーだ。

 家族と面談し終わった後、友永は水田とキッチンに入った。これは「オムライス作りたい!」と友永が水田を誘った形だ。でも、なんだか友永の様子がおかしい。心ここにあらずなのだ。スープを担当しているのに「こんなオムライス、作ったことないわ」と妙な発言をする始末。おそらく、家族全員が水田推しになったことで頭がいっぱいになり、友永は放心状態だったのだろう。だって、さすがにオムライスとスープを間違える人はいないと思うのだ。

 エピソード9で脱落したのは野原だった。「俺の理想そのもの」と断言していた女性を落とした友永。なんだかんだ、家族の意見を彼は尊重していたように思う。自分の気持ちと家族の意見の両者を友永は取ったのだ。「俺の気持ちが大事!」とたんかを切っていた割に……。

 あと、やはりローズセレモニーでの友永―岩間のやりとりは目を引いた。「ローズを受け取っていただけますか?」と友永からローズを差し出された岩間。彼女は数秒の間を置き、意味深な表情でローズを受け取った。

 バチェラー3はすでに、友永が岩間を追いかける番組に変貌している。エピソード10~エピローグについては、後編の記事にて。

(文=寺西ジャジューカ)

Source: 日刊サイゾー 芸能

木下優樹菜、“恫喝DM騒動”が収まらぬ中での夫・フジモン提灯記事に「このタイミングはアカン」

 ジャニーズ事務所の3人組グループ・ふぉ~ゆ~が主演するショー「ENTA!2 4U.ZZeppin de SHOW」の公式ツイッターが28日に更新され、12月12日に出演予定だったゲストをタレントの木下優樹菜から、歌手の森公美子に変更したことを発表した。

 木下といば、今月上旬、姉が勤務し賃金のトラブルなどを抱えた都内のタピオカドリンク店の女性店長に対し、恫喝めいたダイレクトメールを送り付けていたことが発覚し騒動に発展。

 木下は自身のインスタグラムで謝罪したものの、インスタには2万件近いコメントが寄せられたうえに批判が殺到。11月2日に予定されていた、神戸学院大学大学祭でのトークショーもセキュリティ上の問題から出演を見合わせることを同学祭の実行委員会が発表したばかりだった。

「所属事務所が総出で圧力をかけているため、スポーツ紙やワイドショーは今回の騒動にいっさい触れていないが、ネット上ではすさまじい勢いで拡散してしまった。木下に対するイメージ悪化は止まらず、今後しばらく、公の場に出てくるのは難しいのでは」(スポーツ紙記者)

 ふぉ~ゆ~のショーへのゲスト出演が発表されたのと同日、一部のネットメディアが木下の夫でお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史のインタビュー記事を掲載したことで波紋が広がっている。

 藤本の「仕事との向き合い方」をテーマにしたインタビュー記事で、「お笑い界を代表する愛され男」と紹介された藤本は、仕事を断らないポリシーがあることをなどを明かしている。

 記事自体はまったく問題ないが、妻の騒動が終息していない時期での掲載に対し、ネット上では「この手の仕事、今は断ったほうがいい」「このタイミングはアカン」「仕事は選ばなくても奥さんはちゃんと選んだ方がいいと思う」などと手厳しい意見が殺到した。

「このタイミングでの藤本を持ち上げまくる不自然な内容で、アクセスが稼げると思ったのか、よりによってヤフートップに掲載されてしまい、木下の炎上の“燃料”を投下してしまっただけの印象です」(前出の記者)

 このままだと“落としどころ”は見つからず、当分の間、木下&藤本のタレント夫婦には逆風が吹き続けそうだ。

Source: 日刊サイゾー 芸能

橋本マナミ、美容雑誌で披露した“フェラ講座”がいやらしすぎて騒然「狙ってるとしか……」

 橋本マナミのエロ展開が再加速中だ。しかも、意外なところで……。

 “国民の愛人”としてブレイクした橋本だが、活躍のフィールドが女優メインになってからは、過激な言動は控えめになっていた。

 しかし、このところは自身のインスタグラムでセクシーショットを連発。ウエストあたりまであらわになった”美背中ショット”や、胸元があらわとなった姿を披露するなど、セクシー売りを再開させている。

「最新の投稿では、『ちゃんと週一でいってましたよ 今週末のグラビアに向けて追い込み!』のコメントと共にトレーニング中の動画を公開。尻高四つん這いポーズで何度もダンベルを持ち上げているのですが、カメラはゆっくりと彼女の背後に……。プリッと丸みを帯びた美尻をいやらしい角度で堪能できる大サービスぶりでした。パンティラインが見えないことから、ノーパンだった可能性もあります」(週刊誌記者)

 そんな彼女が、なんと一流美容雑誌でトンデモナイ痴態をさらしていたというのだ。

「10月20日に配信された『VOCE』(講談社)WEB版の『橋本マナミのケチンボ美容 ペットボトルをくわえて……ほうれい線を撃退!』の記事は衝撃的でした」と言って、週刊誌記者が続ける。

「お金をかけなくてもキレイになれる【橋本マナミのケチンボ美容】が紹介されているのですが、そこで橋本はほうれい線をケアするためにペットボトルを口に含んで10秒間キープする美容法を実践しています。その画像がとにかくエロいんです」

 そこで橋本は、谷間を露出させながら、ペットボトルの飲み口に尖らせた舌をセット。続いて『お口のほうから、迎えに行ってあげて……、パクッとくわえるの』と、チロリと舌を出してうっとりとそた表情で目をつぶっている。

「そして、のど奥までペットボトルを頬張るカットでは、『ほっぺたが凹むくらい力強く吸うのがコ・ツ! あああ、もうこれ以上、吸えないわーーーー!』とアドバイス。最後の『しっかりくわえて、ギューッていっぱい吸っちゃったら、かなりアゴとほっぺたが疲れたよー!』のコメントは“狙っている”としか思えません。美容というより、完全に『フェラ講座』です。タイトルの『ケチンボ』が『チン〇』と錯覚させられたほどです(笑)」(前出の記者)

 美容記事ですら興奮させるとは、さすがは”国民の愛人”と称される橋本。願わくば、男性の目が届く場でお願いしたいもの?

Source: 日刊サイゾー 芸能

「ミキは被害者」の論調に異議あり! あの識者に「芸人コメンテーターとはレベルが違う」の声

 SNSはいったい誰のものなのか?

 京都市がお笑い芸人のミキにツイッターで市の施策を発信してもらうために、所属する吉本興業に100万円を支払う契約を結んでいたことが話題を呼んでいる。

 契約はツイート1回につき50万円を2回、計100万円を支払うというもので、世間からは「1ツイート50万円は高すぎる」「税金の無駄遣いだ」といった声が続出。多くの情報番組がこの話題を取り扱った。

「PRと明記されていなかったことが、ステルスマーケティングにあたると批判されています。10月29日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次が『何も悪くない2人は』と訴え、きちんと説明してPR表記を入れるよう指示していなかった吉本に非があると指摘。また、ミキの懐に100万円が入ったわけではないことを強調し、『ミキが不当な額をもらったみたいになる。悪い商売しているみたいに思う人がいるかもしれないけど、全然違うから。勘違いしてほしくない』と擁護しました」(テレビ誌ライター)

 同様に、他のメディアでも多くの芸能人やコメンテーターが「悪いのは吉本」「ミキは被害者」との論調で語っている。

 そんななか、一人敢然と「ミキにも責任がある」の論陣を張っていたのが、『スッキリ』コメンテーターで東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏だった。

「キャンベル氏は『個人でツイッターをやってる以上、プロフェッショナルとして何をやってるか360度、見る責任はある』と一刀両断。『ツイッターを見慣れている人なら、これがプロモーションだと分かっているはず。でも、個人のアカウントなんだから責任は負わないといけない』と注意を促しました。MCのハリセンボン・近藤春菜や出演者の高橋真麻が『可哀想』というだけなのと比べても、ピリッとした正論で“レベルの違い”を感じましたね」(前出・テレビ誌ライター)

 この意見に、ネット上では「キャンベルさんのご意見がもっともだと思う」「本人が人前に立つプロとして自身のアカウントをもっている中で『無自覚で分かりませんでした』はちょっと無責任」「発信する内容も色んな人に影響があることを自覚すべき」「芸人コメンテーターとはレベルが違う」「自分たちでも受動的ではなく能動的にやった方がきっともっと良くなりますよっていうキャンベルさんの考え方に賛成」と、多くの人が喝采を送っている。

 かつて、自身のブログで「カミングアウト」したキャンベル氏だけに、SNSでの「責任のあり方」については、一家言あったようだ。

Source: 日刊サイゾー 芸能

全米でブレイクしたラッパーも…共産党の禁止令が出ても大人気! 中国ヒップホップの潜在能力

――中国政府はヒップホップ禁止令を出した――。2018年、そんなニュースが日本でもややセンセーショナルに報じられた。しかしながら近年、同国では『The Rap of China』なる超人気番組が存在し、さらにはアメリカで成功を収めるラッパーも登場。そんな中国ヒップホップの実情を冷静に探っていきたい。

2017年『TROC』スタートで中国ヒップホップ元年に

 中国にヒップホップを根づかせたネット番組『The Rap of China』は現在、シーズン3が配信中。

 2018年1月、中国政府は「ヒップホップ文化は低俗」だとして、ラッパーや刺青のある芸能人をテレビやラジオに出演させないという方針を示した。これは、日本では「ヒップホップ禁止令」と報じられ、中国におけるヒップホップ・カルチャーの停滞を危惧する声も聞かれた。しかし、日本で中国のヒップホップ情報を発信しているのは一部の音楽/カルチャー系メディアに限られ、多くの人にとって中国のヒップホップ・シーンは謎に包まれている。

 まず、中国では17年が“ヒップホップ元年”といわれている。その背景にあるのが、同年6月に配信がスタートしたネット番組『The Rap of China』(以下、『TROC』)である。

「中国人の、特に若者の間でヒップホップが広まったきっかけは間違いなく『TROC』。一説によれば、中国にヒップホップ文化が芽吹いたのは90年代末だといわれますが、同番組が始まるまでラッパーはアンダーグラウンドな存在でした。しかし『TROC』以降、ヒップホップはロックやR&Bと同様にひとつの音楽ジャンルとして定着しています」

 そう語るのは上海在住で、日本企業の中国向けプロモーション事業などを行う会社「イマチュウ」を経営する村林勇紀氏。事実、『TROC』のシーズン1は30億人もの視聴者数を記録した。

「『TROC』は大手動画サイトのiQiyi(爱奇艺/アイチーイー)が立ち上げた企画で、予算も規模もほかのネット番組と比べて桁違いに大きい。また、プロデューサー(審査員)として、K-POPグループEXOの元メンバーである中国系カナダ人ミュージシャン/俳優クリス・ウーや、台湾系アメリカ人の人気歌手ウィルバー・パンを起用し、若者から注目を集めることに成功しました」(村林氏)

 ヒップホップ番組といえば、日本でも『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)がヒットしたが、同番組がフリースタイル・バトルにフォーカスしているのに対して、『TROC』はショーケースに重きが置かれている。

「『TROC』はラッパーたちがトーナメント形式で勝ち上がっていきますが、メインは先述したプロデューサーたちと共同で行う楽曲制作や、観客を前にしたライブ・パフォーマンス。その意味ではリアリティ番組に近い」(同)

 ちなみに、この番組構成は、12年に韓国で放送が開始されて国民的人気を得たラップ・サバイバル番組『SHOW ME THE MONEY』に酷似。おそらく同番組をモデルにしたのだろうが、村林氏の言うように『TROC』に巨額の制作費が投じられていることは一目瞭然であり、番組としてのクオリティも高い。しかし皮肉にも、この番組によってヒップホップが市民権を得たことが、冒頭で述べた「禁止令」につながってしまった。

「17年6月から9月まで放送された『TROC』シーズン1ではPG One【1】とGAI【2】というラッパーが同時優勝したのですが、同年末にPG Oneと中国の人気女優との不倫が発覚。このスキャンダルにより、彼は中国全土のネット・ユーザーから大きな批判を浴びました」(同)

 その結果、PG Oneが15年にリリースした曲のリリックに薬物使用や女性蔑視と受け取れる表現があることが“発見”され、さらなる炎上を招いたのだ。

「中国のあらゆる放送業務は共産党の指導下にあり、PG Oneの炎上騒動でヒップホップは青少年に悪影響を与えると政府が判断し、禁止令へと至ったわけです。その矛先は主に『TROC』の出演ラッパーに向けられ、スキャンダルとは関係ないGAIなども番組出演がキャンセルされ、一時期はPG Oneと共に中国の芸能・音楽業界から締め出されました」(同)

 しかし、『TROC』自体は現在も継続している。ただ、同番組の中国語タイトルは当初は『中国有嘻哈』(「中国にヒップホップあり」という意)だったが、禁止令後の18年7月にスタートしたシーズン2では『中国新说唱』(「中国ニュー・ラップ」という意)に改名。“ヒップホップ”を“ラップ”に差し替えたのだ。

「番組の内容は変わりませんが、出演ラッパーの表現が若干マイルドになり、タトゥーを映すのはNG。とはいえ、番組が継続しているのは政府の方針と折り合いがついているということであり、規制はあるにせよ中国独自のヒップホップが育つ余地はあります。また、『TROC』によってラッパーの裾野が一気に広がったので、規制の及ばないアンダーグラウンドなシーンも活性化するでしょう」(同)

 ところで、『TROC』初代優勝者のGAIをはじめ若手ラッパーたちの楽曲は、アメリカを中心に世界的トレンドとなっているヒップホップのスタイル/ビート=トラップをベースにしていることが多い。中国ではグーグルやYouTube、インスタグラム、フェイスブックなどへのアクセスがブロックされているが、国内のラッパーやヒップホップ・リスナーはどのようにして海外の情報を得ているのか?

「10代~30代の中国人はみんな、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を使って自由にYouTubeやインスタなど閲覧しているのが実情です」(同)

 他方で、『TROC』がスタートする以前から中国人ラッパーの動画を世界に発信しているYouTubeチャンネルがある。それが、台湾系カナダ人のスタンリー・ヤン氏が10年に設立した〈ZHONG.TV〉(下段コラム参照)だ。

「俺は台湾で生まれた後、カナダのバンクーバーで育ち、そこで映像系の学校に通っていたんだけど、卒業後の05年から上海でCMとか映画とか映像関係の仕事に携わっていたんだ。そういう経験を生かしながら中国のアンダーグラウンドなヒップホップ・シーンを盛り上げようと思って、インディペンデントなラッパーのMVとかを作り始めたのが〈ZHONG.TV〉の始まり。中国には才能豊かなラッパーが多くて、『TROC』で知名度を上げたJony J【3】やTizzy T【4】、〈88rising〉(アジア圏/アジア系のラッパーやシンガーを次々とバズらせているYouTubeチャンネル兼レーベル)所属のHigher Brothers【5】も、ブレイク前から〈ZHONG.TV〉がサポートしていたよ」(ヤン氏)

 ヤン氏によれば、中国のヒップホップは約4年前から世界的にもプレゼンスを上げており、それに伴い〈ZHONG.TV〉はコンテンツ配信のみならず欧米の企業との共同キャンペーンや、中国人ラッパーの北米ツアーの手配なども行っている。

「例えば、マーベル・スタジオから『製作する映画で中国のヒップホップの曲を使いたいので、誰かラッパーを紹介してほしい』と言われたり。当然、それは中国向けのプロモーションが目的でもある。アメリカのオーディオ・メーカー、Beats by Dr. Dreが主催するイベントに中国からDJやラッパーを呼びたいというオファーもあったね。ちなみに、〈ZHONG.TV〉の本部はバンクーバーにあるけど、上海にも支部があるんだ。上海支部は中国本土のラッパーとのコネクションを保ちつつ、海外からのオファーの窓口になっている。そのオファーをクリエイティブな形に練り上げていくのがバンクーバーのオフィス。俺は3年前にまたバンクーバーに引っ越したから、今は本部で仕事をしているよ」(同)

 こうした中国人ラッパーの国外需要は今後も増していくとヤン氏は見ている。

「特に『TROC』以降、〈ZHONG.TV〉以外にも中国のラップを発信するプラットフォームが中国国内でも増え始めている。中国はヒップホップ新興国だけど、世界中のキッズから関心が集まっているのも事実。会社としては今後、北米だけでなくヨーロッパやオーストラリアでのマーケティングも視野に入れているね」(同)

 さて、『TROC』とは別枠で、アメリカを中心に圧倒的な知名度を誇る中国人ラップ・グループがいる。それが、ヤン氏も言及したHigher Brothersである。彼らをたびたび取り上げてきた音楽/カルチャー系ニュースサイト「FNMNL(フェノメナル)」を運営する和田哲郎氏は、その魅力についてこう語る。

「もともと四川省の成都で地道に活動していましたが、〈88rising〉に見いだされ、17年3月にYouTubeにアップしたMV『Made In China』が世界的にバズりました。同曲で彼らは、自分たちが身に着けているものが中国製であることを誇らしげにラップ。中国製=低品質というレッテルを剥がしつつ、現在の中国の影響力を見せつけました」

 この非常にシニカルかつユーモラスなリリックを、重低音の利いたトラップ・ビートに乗せるのが彼らのスタイルだ。

「なおかつメンバー4人のキャラクターが立っていて、マンガのキャラのようなコミカルさがある。それはいわゆるステレオタイプな中国人像でもあり、そのイメージを逆手に取って世界に大きなインパクトを与えたといえます」(和田氏)

 では、中国のヒップホップ・シーンが盛り上がることで、例えばアメリカのラッパーが中国市場に目を向け、中国ツアーを組むような動きはあるのだろうか?

「いや、それはないです。アメリカのラッパーには就労ビザが下りないですからね。ちなみに、韓流禁止令(16年に韓国がTHAADミサイルシステムの配備を決定したことに対する、中国の報復措置のひとつ)が出されて以降、韓国のラッパーも中国でライブはできません」(同)

 ともあれ、このHigher Brothersを筆頭に、ヤン氏も言う通り中国のヒップホップのプレゼンスが上がっているように見えるが、和田氏は楽観視はしていない。

「中国はアジア屈指のヒップホップ大国であることは間違いないですが、K-POPほどの独自性や強度がある楽曲はそう多くありません。トラップにしてもアメリカのトレンドをコピーしているものが多く、Higher Brothersはそこにキャラクター性というプラスαがあったから面白かった。ただ、スケールの大きなアーティストは登場しており、18年に〈88rising〉とサインしたR&Bシンガー/ラッパーのLexie Liu【6】(レクシー・リウ)などはグローバルに活躍できそうなポテンシャルを秘めています」(同)

 ここで主題からややそれるが、中国においてCDはもはや化石のようなもので、音楽ストリーミングサービスが日本よりはるかに普及しており、その市場は大企業Tencent(騰訊)の独占状態にある。そして、それを追い上げるNetEase(網易)が面白い動きを見せていると、日本の音楽業界関係者A氏はいう。

「Tencentが展開する2大アプリ、KuGou(酷狗)とQQ Music(QQ音楽)は合わせて2億1200万人の月間アクティブユーザー数を誇るのに対し、NetEase Cloud Music(網易雲音楽)は5280万人と大きく水をあけられています(19年3月時点)。しかし、Tencentがユーザー数の多さにあぐらをかく一方、NetEaseはオンラインゲーム『荒野行動』を国内外でヒットさせるなど勢いに乗っており、音楽ストリーミングでも特に若者を取り込もうと海外のヒップホップやダンスミュージックに目を向けています」

 その中でNetEaseは日本人アーティストにも注目し、エイベックスやユニバーサル ミュージック、日本コロムビアといった大手レコード会社とも包括契約を結んでいるのだ。

「例えば映画『君の名は。』が中国で大ヒットして以降、人気が急上昇しているRADWIMPSの場合、NetEase Cloud Music上のフォロワー数は45万人とかなりの集客力があります。そして日本人ラッパーを見ると、ANARCHYやJP THE WAVYらの曲が配信されているのですが、その中ではKOHHの約4万7000人というフォロワー数がダントツに多い。さすがにRADWIMPSと比べると見劣りしますが、あのカニエ・ウェストでも14万人なので、まったく悪い数字ではありません」

 また、日本ではほとんど報じられていないが、今年5月、KOHHと中国の大人気アイドルJustin(黄明昊/48ページ参照)がコラボした曲「MARIA」がNetEase Cloud Music限定で配信され、中国のデイリーチャートで2位を記録している。

「NetEaseが主催するKOHHの中国ツアーが計画されており、その前に中国でのKOHHの知名度を上げるべく同曲が制作されたようです」(同)

 ここまで見てきたように、中国のヒップホップ文化は禁止令後も一応は発展が望めそうだが、和田氏が指摘したように海外のラッパーの招聘という点ではある種の鎖国状態にある。しかしそれも、KOHHのような例が定着すれば、ライブ現場における海外のラッパーとの化学反応により、中国のヒップホップが独自進化する――。そんな日を心待ちにしたい。

(英語通訳/金田あい)

中国ヒップホップ動画を配信!――〈ZHONG.TV〉ってなんだ?

 台湾系カナダ人のスタンリー・ヤン氏によって2010年に設立されたYouTubeチャンネル。中国のヒップホップ・シーンをサポートすべく動画コンテンツを制作し、世界に向けて発信している。『The Rap of China』出場ラッパーのMVもキュレーションしており、チャンネル内でPG One、GAI、Jony J、Tizzy Tなど現在中国で人気を博しているほとんどラッパーのMVを閲覧できる。15年には、よりアンダーグラウンドな中国人ラッパーを発掘すべく、2ndチャンネル〈ZHONG.TV2〉を開設した。下は、バズったGAI「超社会」とPG One「中二病」のMVである。

――『The Rap of China』で大スターとなったラッパーから、アメリカで認められたグループまで。現在の中国ヒップホップ界で刮目すべきヤバいヤツらが、この6組だ!

不倫スキャンダルで炎上【1】PG One

 1994年生まれ。黒竜江省ハルビン市出身。日本のアニメのファンで、2017年に〈ZHONG.TV〉にアップされた「中二病」のMVでは『NARUTO-ナルト-』のほかさまざまなアニメの映像が(無断で?)使用され、自身も一部日本語で韻を踏んでいる。『The Rap of China』優勝後の不倫報道により、「ヒップホップ禁止令」を招いてしまった。

中国式トラップを生んだ【2】GAI

 1988年生まれ。四川省宜賓市出身。大学卒業後、重慶市でギャングスタ・ラップのクルーに加入すると共に、自主レーベルである〈GO$H!〉を設立した。トラップと中国の伝統音楽をミックスした「C-Trap」と呼ばれるジャンルを生み出したことで知られ、2015年に発表した「超社会」はアンダーグラウンド・シーンで高く評価されたのだった。

「Rolling Loud」に出演【3】Jony J

 1989年生まれ。福建省福州市出身。『The Rap of China』シーズン1では最終審査で敗れたが、中国での人気はPG OneやGAIを凌ぐほど。キャッチーなトラックと滑らかなラップ、そしてライブに定評あり。今年、米マイアミで行われ、ミーゴスやトラヴィス・スコットらが名を連ねた世界最大のヒップホップ・フェス「Rolling Loud」に出演。

北米ツアーも成功【4】Tizzy T

 1993年生まれ。広東省潮州市出身。2010年に中国南部のビートボックスコンテストで優勝し、16年に1stアルバムをリリース。そして、『The Rap of China』シーズン1のトップ6に残ったことにより、一躍スターとなった。18年には北米ツアーも成功させた。楽曲のスタイルも幅広く、次世代の万能ラッパー&プロデューサーになりつつある。

「Made In China」でブレイク【5】Higher Brothers

 四川省成都市出身の90年代生まれのラッパー4人によって結成されたグループ。2016年に〈88rising〉と契約し、翌年発表したMV「Made In China」で一気にブレイクした。ゴリゴリのトラップ・ビートと、中国人のアイデンティティを盛り込んだようなリリックを特徴とする。アメリカで初めて認められた中国本土のラッパーともいわれる。

気怠い歌とラップ【6】Lexie Liu

 1998年生まれ。湖南省長沙市出身。2015年に韓国のK-POPオーディション番組へ出場した経験がある。18年に『The Rap of China』シーズン2で4位入賞を果たしたのち、〈88rising〉と契約した。気怠げでメロディアスな歌とラップは、ワールドクラスの存在感を放つ。そのルックスにより、ファッション業界からも注目を集めている。

Source: 日刊サイゾー 芸能

宮下草薙の食リポは必見!? “次世代リポート芸人”として急浮上

 10月24日放送『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で行われたのは、題して「ロケリポーター芸人」。

『マツコ&有吉 かりそめ天国』(同)の全国キャバクラリポートで気を吐くずん・飯尾和樹はリポーター芸で当代随一の腕前を持っており、80年代の高田純次やゼロ年代のYOU THE ROCKの系譜に連なる存在である。ほかにも大阪で年間300ものロケをこなすかまいたち・濱家隆一や『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)で西田敏行の涙腺を刺激してきたカンニング竹山、銀シャリ・橋本直といった手だれたちがこの日は招集され、各々が独自のロケテクニックを惜しげもなく披露した。

「ロケリポート」と横文字にしてカモフラージュしているが、要は外回りである。濱家いわく、関西の番組はロケに12時間を費やすこともあるらしい。体力が必要な仕事なのだ。だからこそ、若い人材の育成は急務。そこで今回、同番組は「次世代リポート芸人」として宮下草薙・草薙航基を戸越銀座の商店街ロケにチャレンジさせた。

「こういうのはだいたい、宮下(兼史鷹)がやってくれるので……」と不安げな表情で商店街を歩く草薙。確かに、彼はロケが不得手だった。お弁当店で角煮丼を注文し、その場で食リポすればいいものを、なぜかお持ち帰りをリクエストした不可解さ。ビニール袋に詰めてもらい、そのまま淡白にその場を離れるという妙な動線を草薙はたどった。そして、次の取材店に着いてから、わざわざ“持ち込み”として、この店で角煮丼を食すのである。お弁当店で食べていれば質問ができるし、店員とのやりとりも見せられたはずなのに……。

相方と大ゲンカの末、グズりだす草薙

 でも、随分良くなったと思うのだ。昨年、宮下草薙は千鳥司会の『チャンスの時間』(AbemaTV)に若手の注目株として頻繁に起用され、定期的にリポーターの任務を与えられていた。彼らの担当したロケVTRのインパクトは絶大で、良くも悪くも賛否を巻き起こしていたものだ。

 2人の初めての食リポは、かき氷専門店だった。まず、宮下が「めちゃめちゃ濃厚ですね!」と真面目にリポートしようとすると、苦虫をかみ潰したような顔で「大したこと言ってないですよね、別に」と食って掛かる草薙。お笑いに明るくない草薙に宮下がダメ出しするという関係性が、当時の2人の間ではまだ強かった。つまり、草薙は宮下に鬱憤がたまっていたのだ。だから、口論を始めてしまう。「人に偉そうなこと言うほどのコメントではなかった」(草薙)、「お前よりはマシだろ!」(宮下)と店員そっちのけで口ゲンカし、ついには「もうやめよう! やめよう、やめよう。できないし、もう」とスプーンを放り投げる草薙。ストレスの持って行き場が見つからず、草薙がテーブルを手のひらで殴打しまくるという形で、この回のロケVTRはエンディングを迎えた。

 2回目のリポートは、定番のデカ盛りグルメ。以下のやりとりが、ロケVTRのオープニングだった。

草薙「汚い奴がメシ食ってるの、そもそも見ないよ誰も!」

宮下「だって食うの好きでしょ、お前?」

草薙「食うのは好きだけど」

宮下「好きなことを仕事にできるんだから、これほどいいことはないでしょ」

草薙「うるさいな、お前!」

宮下「あ!?」

草薙「説教臭いな、お前」

宮下「かみつくな、変なところに」

草薙「うわっ、なんだコイツ! 1人でやらしてください」

宮下「じゃあ、帰るけどいい? 1人で回せよ? イケるんだな?」

草薙「……俺は全然1人でもできる。でも、いたいならいてもいい」

宮下「なんだ、それ。ダサいわ」

 取材先のとんかつ店に到着すると、草薙は嫌そうに歩を止めた。そして「言わないほうがいいと思ったけど、あんまおなか減ってない」と、ぐずり始めるのだ。ついには「行かない!」と職場放棄を宣言する草薙。なんとか宮下が店内に草薙を連れていき、テーブル席に座った2人。この回は、超特盛のエビフライ丼を制限時間内に食べられるか? がリポートの趣旨である。

 このお店のエビフライ丼が、相当おいしいらしいのだ。「おなか減ってない」とぐずっていた草薙の表情が笑顔になるほど。そして、宮下も「おいしい」を連呼しまくる。本当に何度も言う。すると、草薙が「知ってる、知ってる」「同じもの食ってるから知ってるよ」と食って掛かり始めた。

草薙「さっき言ったし、俺が“おいしい”は。パクるな、俺のやつ」

宮下「なんだ、“おいしい”をパクるって。著作権ねえだろ、“おいしい”に」

 ストレスはたまるし、おなかはすいてないし、いら立つ草薙の箸は完全に止まった。当然、宮下は「食べろ」と草薙をけしかける。限界を迎えた草薙はテーブルを引っくり返そうとしたり、突然「うわーーーーっ!」と叫んで拳を突き上げたり、異常な剣幕と挙動で厨房にいるシェフをビクつかせる始末である。

 なのに、その後も食リポの仕事はめぐってくる。3回目は激辛グルメの食リポだった。草薙は「辛い食べ物が好き」と公言しており、激辛グルメは2人にとってうってつけのはず。なのに、激辛の麻婆豆腐を口にした草薙は「思ったより辛い」と、いきなり弱音を吐いた。

宮下「じゃあ、なんで得意って言ったんだよ」

草薙「お前が“仕事につながるから、そういうの特技として言っていこう”って言うから言ったんだよ」

宮下「お前、豆腐の部分ばっかり食ってねえ? なんで豆腐の部分でごまかしてんだよ。だから、友達いないんだよ」

草薙「(速攻で宮下の脇腹をパンチし)おい、言うな!(続けて宮下の首にパンチ)」

宮下「すぐ暴力だな!」

 実は、太田プロの養成所で「こういう芸人になってはいけない」と生徒に周知させるため、“悪い見本”として彼らの食リポVTRは教材代わりに活用されてしまったそう。その事実を知った草薙は「急落してるから、評価が」と、カメラ前で本気の苦笑いを浮かべていた。もしかしたら、彼も本気でテクニックを磨きたいと考えているのかもしれない。

 飯尾や濱家らのリポーター芸と比べると、確かに宮下草薙はテクニックを論じる存在ではない。でも、2人のリポートはベスト1ではないけれど、確実にオンリー1ではある。いつか、お互いをけなし合いながら宮下草薙が食リポを担当している情報番組を地上波でも観てみたいと思う。必ず、多くの人に絶大なインパクトを与えるはずだ。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

Source: 日刊サイゾー 芸能

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